// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第45回:記録

日程:2007年11月27日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ
    春畑茜丸山進宮川尚子、米山貴美子
    (以上8名、各3句選、選句参加=渡辺葉

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第46回は、12月14日(金)午後。会場は、参加予定者に別途連絡します。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0710.html でご覧いただけます。

題詠「縦」

  1. 縦軸を消せばグラフも凪いでくる/宮川尚子

    (4票 荻原、柴田、すぎもり、米山)

  2. 縦の線から冬らしくなってゆく/荻原裕幸

    (6票 柴田、すぎもり、なかはら、宮川、米山、渡辺)

  3. 縦社会パチンコ玉がよく転ぶ/丸山進

    (2票 荻原、春畑)

  4. しがらみの絆はみんな縦結び/柴田和男

    (3票 春畑、丸山、宮川)

  5. 関係が縦から横に変わる場所/すぎもりたかこ

    (2票 なかはら、米山)

  6. 縦書きのながれの底の恋に会う/春畑茜

    (1票 丸山)

  7. 縦のもの横にしたので叱られる/米山貴美子

    (4票 柴田、すぎもり、なかはら、渡辺)

  8. さよならというとき声は縦になる/なかはられいこ

    (5票 荻原、春畑、丸山、宮川、渡辺)

雑詠

  1. はじめてがいまだひそんでいるからだ/なかはられいこ

    (5票 荻原、柴田、すぎもり、丸山、宮川)

  2. ロウソクに火を与えますこの秋も/春畑茜

    ( / )

  3. 猿だけに反省させたゆりもどし/柴田和男

    ( / )

  4. アナログを襖の奥で待たせてる/丸山進

    (3票 春畑、米山、渡辺)

  5. 剥がれない落ち葉とともにいるベンチ/すぎもりたかこ

    (2票 宮川、米山)

  6. 眼の奥のたがいの桃をたしかめる/荻原裕幸

    (6票 柴田、なかはら、丸山、宮川、米山、渡辺)

  7. 落葉中なのでお返事しかねます/宮川尚子

    (5票 荻原、すぎもり、なかはら、春畑、渡辺)

  8. 紅葉するとき痛くないですか/米山貴美子

    (6票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、春畑、丸山)

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