// 水曜日にもねじをまく //

ねじまき句会
第37回:記録

日程:2007年3月28日(水)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、松田宏二、丸山進宮川尚子、米山貴美子
    (以上10名、各4句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第38回は、4月24日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0702.html でご覧いただけます。

題詠「続」

  1. 額から海に続いている夜明け/宮川尚子

    (6票 柴田、すぎもり、なかはら、春畑、松田、丸山)

  2. げんじつを歩き続ける足の裏/すぎもりたかこ

    (1票 宮川)

  3. 始末書の隅に 続 と但し書き/柴田和男

    (3票 荻原、二村、松田)

  4. 続くことと続けることとに挟まれて/米山貴美子

    (5票 荻原、柴田、なかはら、松田、丸山)

  5. 続きしようか左手に持ちかえて/なかはられいこ

    (3票 すぎもり、二村、宮川)

  6. CMに続きねこじゃらしの謝罪/丸山進

    (5票 荻原、柴田、二村、春畑、米山)

  7. 勤続十年たんぽぽの絮追いかけて/二村鉄子

    (2票 宮川、米山)

  8. 続かない線路のさきに海光る/春畑茜

    (6票 荻原、すぎもり、なかはら、二村、松田、米山)

  9. 恋その他の続きのために切符買う/荻原裕幸

    (5票 すぎもり、なかはら、春畑、丸山、宮川)

  10. あの世まで続く尻取り遊びです/松田宏二

    (4票 柴田、春畑、丸山、米山)

雑詠

  1. 責任を問われて春の雪となる/松田宏二

    (5票 荻原、なかはら、二村、丸山、宮川)

  2. 道に落ちている鳥の落ちている道/二村鉄子

    (6票 荻原、柴田、なかはら、春畑、松田、丸山)

  3. 三月のさよなら四月のしろい雨/米山貴美子

    (3票 荻原、二村、宮川)

  4. 両親にどこも似てない立方体/丸山進

    (8票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、松田、宮川、米山)

  5. ふつつかな桜が咲いたこの世です/すぎもりたかこ

    (3票 柴田、春畑、丸山)

  6. 犬と来てひだまりに繋がれている/荻原裕幸

    (4票 柴田、なかはら、春畑、米山)

  7. 春ですねレタスをはがす指先も/春畑茜

    (4票 すぎもり、二村、松田、丸山)

  8. 落陽が真正面から攻めてくる/宮川尚子

    ( / )

  9. 誤作動が規則正しい警報機/柴田和男

    (4票 すぎもり、松田、宮川、米山)

  10. 豆電球が(おやすみ、さくら)ぽっと点く/なかはられいこ

    (3票 荻原、すぎもり、米山)

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