// 水曜日にもねじをまく //

ねじまき句会
第36回:記録

日程:2007年2月21日(水)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、松田宏二、丸山進宮川尚子、米山貴美子
    (以上10名、各4句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第37回は、3月28日(水)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0701.html でご覧いただけます。

題詠「糸」

  1. 喋ったら糸吐いてしまいそうなの/宮川尚子

    (9票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、松田、丸山、米山)

  2. ウルトラマン背中に伸びたほつれ糸/柴田和男

    (3票 二村、丸山、米山)

  3. いっただろ糸蒟蒻をいれるなと/すぎもりたかこ

    (1票 なかはら)

  4. なかなかに通らぬ糸と針の仲/松田宏二

    ( / )

  5. 巣箱から不思議な糸が伸びている/荻原裕幸

    (5票 すぎもり、なかはら、二村、春畑、宮川)

  6. けしゴムで消せないはずさ糸だった/米山貴美子

    (2票 荻原、二村)

  7. たぶん糸こんにゃくで結ばれている/二村鉄子

    (7票 荻原、柴田、春畑、松田、丸山、宮川、米山)

  8. 寝室の間で弛む糸電話/丸山進

    ( / )

  9. しつけ糸ほどくと雨の匂いする/なかはられいこ

    (8票 荻原、柴田、すぎもり、春畑、松田、丸山、宮川、米山)

  10. 春の日の糸こんにゃくの片思い/春畑茜

    (5票 柴田、すぎもり、なかはら、松田、宮川)

雑詠

  1. ほんとうは毎日脱皮したい蛇/米山貴美子

    (4票 柴田、春畑、丸山、宮川)

  2. あれは蛇これはウクレレそれは雲/荻原裕幸

    (5票 すぎもり、なかはら、二村、春畑、宮川)

  3. やっぱり水筒のふただったんだね/二村鉄子

    (4票 荻原、すぎもり、なかはら、松田)

  4. 虹のまま大人になるのも心配だ/丸山進

    (6票 柴田、すぎもり、なかはら、春畑、松田、米山)

  5. 着ぶくれるからだをピンでつつかれる/すぎもりたかこ

    ( / )

  6. さいたさいたことしもさいたいじめっこ/柴田和男

    (2票 二村、松田)

  7. 極上の口唇破擦音でした/宮川尚子

    (6票 荻原、柴田、二村、春畑、松田、丸山)

  8. それぞれの器のなかの春立ちぬ/なかはられいこ

    (4票 荻原、丸山、宮川、米山)

  9. なかなかに口やかましいポストです/春畑茜

    (6票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、宮川、米山)

  10. 一呼吸ひとつ年とる母の冬/松田宏二

    (3票 二村、丸山、米山)

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