// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第34回:記録

日程:2006年12月19日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ春畑茜
    松田宏二、丸山進宮川尚子、米山貴美子
    (以上9名、各3句選、選句参加=二村鉄子)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第35回は、2007年1月14日(日)午後。会場は、参加予定者に別途連絡します。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0611.html でご覧いただけます。

題詠「樅」

  1. 樅の木になる夢を見るずっと見る/春畑茜

    (4票 すぎもり、二村、宮川、米山)

  2. 樅の木に宥されている夜深く/米山貴美子

    ( / )

  3. 樅の木の残ったほうに走りだす/松田宏二

    (1票 春畑)

  4. 樅の木の明るいほうの影になる/宮川尚子

    (6票 荻原、なかはら、春畑、松田、丸山、米山)

  5. 十二月モミの木になる樅として/柴田和男

    ( / )

  6. てっぺんの星で樅だと気づかれる/荻原裕幸

    (5票 柴田、杉森、なかはら、松田、丸山)

  7. 縦軸は樅 横軸は時間です/丸山進

    (3票 なかはら、二村、宮川)

  8. 閉じられて絵本に眠る樅と雪/すぎもりたかこ

    (3票 荻原、柴田、二村)

  9. らいねんの樅ともうじきすれちがう/なかはられいこ

    (8票 荻原、柴田、すぎもり、春畑、松田、丸山、宮川、米山)

雑詠

  1. 塗り絵から逃げて来たんだねペンギン/丸山進

    (1票 二村)

  2. 明日からねじまき行進曲でゆく/松田宏二

    (3票 柴田、春畑、丸山)

  3. 黒ばかり着ている人を信じない/米山貴美子

    (2票 すぎもり、なかはら)

  4. 目をあけてごらん瞼を閉じたまま/宮川尚子

    (4票 荻原、なかはら、松田、丸山)

  5. へだたりの湯気たつ鍋がさげられた/すぎもりたかこ

    (1票 荻原)

  6. 怒りっぽい水が出るので締めておく/荻原裕幸

    (6票 柴田、すぎもり、なかはら、春畑、宮川、米山)

  7. だいこんが重たいこんな夕映え/春畑茜

    (6票 柴田、すぎもり、二村、松田、丸山、宮川)

  8. 目覚めると川の匂いのするからだ/なかはられいこ

    (6票 荻原、二村、春畑、松田、宮川、米山)

  9. 七万円のペンで書き込む職探し/柴田和男

    (1票 米山)

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