// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第32回:記録

日程:2006年10月17日(火)午後
会場:愛知芸術文化センター・アートスペース
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    松田宏二、丸山進宮川尚子、米山貴美子
    (以上9名、各4句選、選句参加=春畑茜

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第33回は、11月21日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0609.html でご覧いただけます。

題詠「秋桜」

  1. 揺れていた秋桜だけが知っている/すぎもりたかこ

    (1票 丸山)

  2. 揺れているのはきみの秋桜じゃない/宮川尚子

    (3票 荻原、柴田、すぎもり)

  3. 秋桜になったわけだし揺れますか/荻原裕幸

    (6票 柴田、すぎもり、なかはら、春畑、宮川、米山)

  4. 秋桜ゆれて騒いで月の虹/柴田和男

    (2票 二村、米山)

  5. 聞きわけのよい秋桜になれなくて/米山貴美子

    (7票 荻原、すぎもり、なかはら、春畑、松田、丸山、宮川)

  6. 秋桜がときどき話すナゴヤ弁/丸山進

    (5票 荻原、柴田、二村、春畑、松田)

  7. 秋桜なんかさらってくるんじゃなかった/二村鉄子

    (7票 柴田、すぎもり、なかはら、松田、丸山、宮川、米山)

  8. 秋桜の目がきれいだと父の言う/松田宏二

    (4票 荻原、なかはら、二村、丸山)

  9. 秋桜でからだの中はいっぱいだ/なかはられいこ

    (5票 二村、春畑、松田、宮川、米山)

雑詠

  1. 最後には笑ったのかな白いシャツ/二村鉄子

    (3票 すぎもり、松田、米山)

  2. 神様のくれた時間さ 急がない/米山貴美子

    ( / )

  3. 飼育係のトラウマを手なづける/柴田和男

    (2票 荻原、松田)

  4. にぎってと言いそうにないドアのノブ/松田宏二

    (8票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、二村、丸山、宮川、米山)

  5. 匂うとか匂わないとか、鰯雲/すぎもりたかこ

    (6票 荻原、なかはら、二村、春畑、丸山、宮川)

  6. 栓ぬいてあたりいちめんいわしぐも/荻原裕幸

    (8票 柴田、なかはら、二村、春畑、松田、丸山、宮川、米山)

  7. きんもくせいもめいおうせいもいつか忘れ/なかはられいこ

    (2票 柴田、宮川)

  8. 肋骨にからみつく風二三本/宮川尚子

    (4票 すぎもり、春畑、丸山、米山)

  9. 空気入れに入れる空気を探してる/丸山進

    (7票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、松田)

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