// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第31回:記録

日程:2006年9月19日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、松田宏二、丸山進宮川尚子、米山貴美子
    (以上10名、各4句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第32回は、10月17日(火)午後。会場は、愛知芸術文化センター・アートスペース(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0608.html でご覧いただけます。

題詠「鶏頭」

  1. 鶏頭のように熟年やってくる/松田宏二

    (4票 荻原、なかはら、春畑、米山)

  2. 鶏頭でいいのかと父が喚いてる/丸山進

    (5票 荻原、すぎもり、春畑、松田、米山)

  3. 鶏頭がややリードする序盤戦/米山貴美子

    (6票 荻原、なかはら、二村、春畑、丸山、宮川)

  4. 鶏頭に触れた人から怒り出す/すぎもりたかこ

    (3票 柴田、丸山、宮川)

  5. 鶏頭の前世がどうも気にかかる/宮川尚子

    (5票 荻原、柴田、春畑、松田、米山)

  6. 鶏頭を数えてみれば十二人/荻原裕幸

    (5票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、米山)

  7. さしのべた手は鶏頭を抱いたまま/二村鉄子

    (3票 柴田、すぎもり、松田)

  8. 空赤いね 鶏頭も咲いたしね/柴田和男

    (2票 丸山、宮川)

  9. まだ揺れている鶏頭が秋のなか/春畑茜

    (2票 なかはら、二村)

  10. 返事くらいしなさいきみは鶏頭か/なかはられいこ

    (5票 すぎもり、二村、松田、丸山、宮川)

雑詠

  1. 台風かあなたのせいか、どっちなの/すぎもりたかこ

    (4票 荻原、二村、丸山、米山)

  2. ついて来る子猫と鈴と雲と 秋/春畑茜

    (4票 柴田、なかはら、二村、松田)

  3. シナモンの匂いの雨のせいにする/宮川尚子

    (2票 丸山、米山)

  4. 草の露国語嫌いでまるくなる/松田宏二

    ( / )

  5. くりかえしビルが崩れて秋になる/なかはられいこ

    (6票 荻原、柴田、すぎもり、春畑、丸山、宮川)

  6. いつかまた由緒正しき雨が降る/米山貴美子

    (7票 荻原、すぎもり、なかはら、二村、春畑、松田、宮川)

  7. 青空の硬さを素手で確かめる/荻原裕幸

    (7票 柴田、なかはら、春畑、松田、丸山、宮川、米山)

  8. 絵空事なので絵日記だけにする/柴田和男

    (2票 すぎもり、松田)

  9. 灰色になって休んでいるパンダ/丸山進

    (6票 荻原、すぎもり、なかはら、二村、春畑、米山)

  10. すっぱいの びっくりしたの 泣きたいの/二村鉄子

    (2票 柴田、宮川)

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