// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第29回:記録

日程:2006年7月18日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子
    (以上9名、各4句選、選句参加=春畑茜

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第30回は、8月29日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0606.html でご覧いただけます。

題詠「蓮」

  1. 蓮だってたまに手抜きをしてしまう/柴田和男

    (5票 荻原、すぎもり、なかはら、春畑、宮川)

  2. あちこちが蓮に変わってゆく記憶/なかはられいこ

    (8票 荻原、柴田、すぎもり、二村、春畑、松田、丸山、米山)

  3. 寝不足でハスキーボイスになった蓮/丸山進

    (3票 荻原、春畑、米山)

  4. 水っぽく脂っぽくて蓮の花/松田宏二

    (1票 宮川)

  5. 白蓮にたましいの羽根もらう朝/すぎもりたかこ

    (3票 柴田、なかはら、丸山)

  6. 昨夜のことは蓮根大根事実無根/二村鉄子

    (4票 荻原、すぎもり、松田、宮川)

  7. 睡蓮に百葉箱が恋をして/米山貴美子

    (2票 二村、松田)

  8. 睡蓮がまわりはじめて縒れる闇/宮川尚子

    (5票 柴田、なかはら、二村、丸山、米山)

  9. 睡蓮のふりして朝にまぎれこむ/荻原裕幸

    (9票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、松田、丸山、宮川、米山)

雑詠

  1. 好かれてる椅子がかすかに軋みだす/米山貴美子

    (6票 荻原、柴田、なかはら、二村、松田、宮川)

  2. ノーミスで岸を離れるきみの船/すぎもりたかこ

    ( / )

  3. きのうから意外に夜がやわらかい/荻原裕幸

    (9票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、松田、丸山、宮川、米山)

  4. 鍵開けてわたしに夜が入ってくる/なかはられいこ

    (2票 荻原、すぎもり)

  5. 真上から金魚見る子を真上から/二村鉄子

    (5票 荻原、すぎもり、丸山、宮川、米山)

  6. 言葉の庭師 字余りのうた/柴田和男

    (2票 二村、松田)

  7. 父さんの声であの木に呼ばれたの/宮川尚子

    (8票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、丸山、米山)

  8. ステテコで姥捨山のこと想う/丸山進

    (2票 春畑、松田)

  9. ぼってりと男一匹蒸し上がる/松田宏二

    (6票 柴田、なかはら、春畑、丸山、宮川、米山)

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