// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第28回:記録

日程:2006年6月6日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子、渡辺葉
    (以上10名、各3句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第29回は、7月18日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0605.html でご覧いただけます。

題詠「紫陽花」

  1. 紫陽花の容疑深まる小糠雨/丸山進

    (6票 荻原、柴田、二村、松田、宮川、渡辺)

  2. 紫陽花の蒼い霊感こぼれつつ/米山貴美子

    (1票 すぎもり)

  3. 紫陽花の花ほど割れたガラス窓/二村鉄子

    (2票 なかはら、宮川)

  4. 紫陽花と暮らしていますうっかりと/渡辺葉

    (3票 柴田、なかはら、松田)

  5. 紫陽花をまねてしゃがんだ目線です/すぎもりたかこ

    (2票 荻原、二村)

  6. 紫陽花になる青のまんまでいいのなら/柴田和男

    (6票 すぎもり、なかはら、松田、丸山、米山、渡辺)

  7. 紫陽花の水をもらって生きのびる/松田宏二

    (2票 二村、米山)

  8. 紫陽花の水色っぽい嘘ですね/宮川尚子

    (1票 丸山)

  9. 紫陽花のままでいいからそこにいて/なかはられいこ

    (5票 荻原、柴田、宮川、米山、渡辺)

  10. 紫陽花として裏庭で濡れている/荻原裕幸

    (1票 すぎもり)

雑詠・七七句

  1. 消しては描いて消している耳/宮川尚子

    (2票 すぎもり、丸山)

  2. 運ばれた水から死んでいる/松田宏二

    (2票 すぎもり、米山)

  3. 神様にまた口説かれました/柴田和男

    (2票 二村、丸山)

  4. つなぎとめたら錆びたこいびと/すぎもりたかこ

    (5票 荻原、柴田、なかはら、丸山、米山)

  5. あしたのための水滴纏う/なかはられいこ

    ( / )

  6. 五月の雨に濡れた自転車/二村鉄子

    ( / )

  7. ソーダのような約束をして/米山貴美子

    (7票 荻原、柴田、なかはら、二村、松田、宮川、渡辺)

  8. くるぶしあたりに住まわせてる海/渡辺葉

    (5票 荻原、すぎもり、松田、宮川、米山)

  9. ロスタイムから間違い電話/丸山進

    (3票 二村、松田、渡辺)

  10. 枝が夜空に刺さる音する/荻原裕幸

    (4票 柴田、なかはら、宮川、渡辺)

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