// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第27回:記録

日程:2006年5月23日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子
    (以上10名、各4句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第28回は、6月20日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0604.html でご覧いただけます。

題詠「薔薇」

  1. 憎らしい色の薔薇だけ下さいな/丸山進

    (6票 柴田、すぎもり、春畑、松田、宮川、米山)

  2. 家紋には向かないらしい薔薇の花/すぎもりたかこ

    (3票 柴田、二村、米山)

  3. 薔薇の薔のなかで気を失っている/荻原裕幸

    (4票 なかはら、二村、春畑、宮川)

  4. 薔薇色の頬に咲く薔薇だけが薔薇/二村鉄子

    (1票 なかはら)

  5. 棘取ると薔薇が恥ずかしそうにする/柴田和男

    (7票 なかはら、二村、春畑、松田、丸山、宮川、米山)

  6. 小箱からそっと取り出す薔薇の熱/米山貴美子

    (5票 荻原、すぎもり、二村、松田、宮川)

  7. 薔薇の目に夢見る瞼つけてました/松田宏二

    (1票 丸山)

  8. 気をぬいた薔薇は夜中にほどけだす/宮川尚子

    (8票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、春畑、松田、丸山、米山)

  9. インタビューに答えるバラやばらや薔薇/なかはられいこ

    (2票 荻原、丸山)

  10. 薔薇はみな遠い都会へ行きました/春畑茜

    (3票 荻原、柴田、すぎもり)

雑詠・七七句

  1. 面取りをして戦車を煮込む/松田宏二

    (6票 荻原、柴田、なかはら、二村、丸山、宮川)

  2. 待ちくたびれてひっぱった空/宮川尚子

    (9票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、松田、丸山、米山)

  3. 章魚の記憶を噛みしめている/春畑茜

    (3票 柴田、松田、米山)

  4. イチローと啼く鳩尾あたり/なかはられいこ

    (2票 春畑、松田)

  5. 乙女の頃は日記が濡れた/柴田和男

    (2票 すぎもり、二村)

  6. 早寝早起き早口の人/二村鉄子

    (5票 柴田、柴田、なかはら、宮川、米山)

  7. オカメインコの頬は無添加/すぎもりたかこ

    (4票 二村、春畑、宮川、丸山)

  8. 貝殻ねむらせわたしも眠ろう/米山貴美子

    (2票 荻原、松田)

  9. マネキンの肩抱けば梅雨入り/丸山進

    (2票 荻原、宮川)

  10. 残った水が音楽になる/荻原裕幸

    (5票 すぎもり、なかはら、春畑、丸山、米山)

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