// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第26回:記録

日程:2006年4月25日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子
    (以上10名、各4句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第27回は、5月23日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0603.html でご覧いただけます。

題詠「菖蒲」

  1. もうきみは菖蒲の匂いすんと立つ/宮川尚子

    (4票 柴田、すぎもり、二村、丸山)

  2. 人間の顔で菖蒲の湯につかる/柴田和男

    (6票 荻原、なかはら、春畑、松田、宮川、米山)

  3. 笑わない菖蒲の顔を覗き込む/すぎもりたかこ

    (6票 荻原、なかはら、春畑、松田、丸山、米山)

  4. 少年の闇を流して菖蒲の湯/松田宏二

    (2票 柴田、二村)

  5. 菖蒲ではないものが湯に浮かんでる/荻原裕幸

    (6票 すぎもり、なかはら、二村、春畑、松田、宮川)

  6. 一匹の子猫のために菖蒲咲く/米山貴美子

    (3票 春畑、松田、丸山)

  7. 白菖蒲となりの席になりたいな/二村鉄子

    (2票 柴田、米山)

  8. 締め切りを思いさまよう菖蒲園/丸山進

    ( / )

  9. 目の中にいれても痛くない菖蒲/なかはられいこ

    (4票 荻原、すぎもり、二村、宮川)

  10. 菖蒲から雨の記憶がこぼれ出す/春畑茜

    (7票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、丸山、宮川、米山)

雑詠・七七句

  1. もういいよでもまぁだだよなの/米山貴美子

    ( / )

  2. 遠い岬で鳴らされた鈴/荻原裕幸

    (6票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、丸山、宮川)

  3. 廊下を通る白い足音/二村鉄子

    (6票 荻原、柴田、なかはら、丸山、宮川、米山)

  4. メール開ければ黄砂溢れる/丸山進

    (5票 荻原、柴田、なかはら、春畑、松田)

  5. 国境越えて水着売場へ/すぎもりたかこ

    (6票 荻原、二村、春畑、松田、丸山、米山)

  6. 死ぬ気で食べたけど死にません/柴田和男

    (3票 すぎもり、二村、春畑)

  7. 黄色の傘にきいろいひかり/宮川尚子

    (3票 荻原、すぎもり、春畑)

  8. まぶしい声に振り向けば、楡/なかはられいこ

    (4票 すぎもり、松田、宮川、米山)

  9. キャベツ刻んでゆうぐれを呼ぶ/春畑茜

    (7票 柴田、なかはら、二村、松田、丸山、宮川、米山)

  10. ひと眠りしてビッグバンです/松田宏二

    ( / )

sweetswan.com , since 2000