// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第24回:記録

日程:2006年2月28日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ春畑茜
    東川和子、松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子
    (以上10名、各3句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第25回は、3月28日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0601.html でご覧いただけます。

題詠「芽」

  1. 古墳から忘れたはずの芽が出てる/すぎもりたかこ

    (1票 米山)

  2. 春よ春よ芽がうたう声あふれます/春畑茜

    ( / )

  3. モノサシの〇のあたりの芽をつぶす/松田宏二

    (7票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、春畑、宮川、米山)

  4. 芽を見ればお笑い系とすぐ分かる/丸山進

    (7票 すぎもり、柴田、なかはら、春畑、東川、松田、宮川)

  5. 中年の芽にやわらかに午後の雨/米山貴美子

    (3票 荻原、松田、丸山)

  6. 青い芽のひとが芽薬さしている/荻原裕幸

    (4票 なかはら、東川、丸山、宮川)

  7. 発芽中でした 解剖したわたし/柴田和男

    (1票 東川)

  8. 芽が出ないように黒く塗りつぶす/なかはられいこ

    (3票 荻原、柴田、丸山)

  9. あす未明芽のうすみどり灯ります/宮川尚子

    (4票 すぎもり、春畑、松田、米山)

  10. チューリップの芽をみんなで待っている/東川和子

    ( / )

雑詠

  1. 虹になる狸寝入りの途中から/丸山進

    (5票 なかはら、春畑、東川、松田、宮川)

  2. 筋肉がじょじょに綿毛に変わるころ/なかはられいこ

    (5票 荻原、すぎもり、東川、宮川、米山)

  3. 屈辱の負け組みが傑出したメール/柴田和男

    ( / )

  4. なぞなぞの解けない春の鬼といる/松田宏二

    (2票 柴田、米山)

  5. ねこのきもちもいぬのきもちもわかりません/米山貴美子

    (2票 荻原、すぎもり)

  6. 格付けの順に座れば梅の横/すぎもりたかこ

    (5票 柴田、春畑、松田、丸山、宮川)

  7. 菜の花が(空が)揺れたよ笑ったよ/春畑茜

    (1票 丸山)

  8. ともだちと春のセーター買いにいく/東川和子

    ( / )

  9. 改憲をしてから夜の歯をみがく/荻原裕幸

    (4票 柴田、すぎもり、なかはら、丸山)

  10. 降っているうちにすっかり雨になる/宮川尚子

    (6票 荻原、なかはら、春畑、東川、松田、米山)

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