// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第23回:記録

日程:2006年1月17日(火)午後
会場:創作居酒屋 凡蔵
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、東川和子、松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子
    (以上11名、各4句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第24回は、2月28日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0512.html でご覧いただけます。

題詠「椿」

  1. それからは椿の居ない庭でした/春畑茜

    (3票 すぎもり、二村、東川)

  2. さりげなく椿に見られているぴえろ/米山貴美子

    (2票 柴田、丸山)

  3. 死んだふりの椿象(かめむし) 死んだ椿象(かめむし)/二村鉄子

    (7票 荻原、柴田、なかはら、春畑、松田、宮川、米山)

  4. なりゆきで椿の奥に入りこむ/荻原裕幸

    (8票 すぎもり、なかはら、二村、春畑、東川、松田、丸山、宮川)

  5. くれないの帽子を拾う落椿/すぎもりたかこ

    ( / )

  6. 頷けば体内を落ちゆく椿/宮川尚子

    (3票 荻原、松田、米山)

  7. みぞおちの椿ひらいてしまいます/なかはられいこ

    (5票 荻原、柴田、二村、春畑、宮川)

  8. にらめっこ笑った椿から落ちた/松田宏二

    (6票 すぎもり、春畑、東川、丸山、宮川、米山)

  9. 「あんこ椿」を唸る 昭和のご落胤/柴田和男

    (1票 丸山)

  10. 椿からふくらはぎまで腫れている/丸山進

    (7票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、二村、東川、松田)

  11. 先輩に貰った椿咲いている/東川和子

    (2票 なかはら、米山)

雑詠

  1. わたくしに分け入ってなお冬木立/松田宏二

    (2票 荻原、丸山)

  2. 雪の日は忘れてしまう帰り道/すぎもりたかこ

    ( / )

  3. ピーチキャンディーゆるしてなんかいないから/宮川尚子

    (2票 東川、松田)

  4. 泣くために冷凍しとく西の空/なかはられいこ

    (9票 柴田、すぎもり、二村、春畑、東川、松田、丸山、宮川、米山)

  5. 夕暮れに老婆が溶けてゆくバス停/米山貴美子

    (5票 柴田、すぎもり、なかはら、東川、宮川)

  6. 冬と船との境界で待ってみる/荻原裕幸

    (8票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、東川、松田、丸山、米山)

  7. 一月十五日何となく何もなく/二村鉄子

    (3票 荻原、なかはら、松田)

  8. ほんとうは豆を投げたい赤い鬼/春畑茜

    (1票 米山)

  9. 君たちは本気ですか海月ですか/東川和子

    (6票 荻原、柴田、二村、春畑、丸山、宮川)

  10. 牡丹雪と失うものを数えてる/丸山進

    (5票 荻原、すぎもり、なかはら、二村、春畑)

  11. コンビニで高級感を見比べる/柴田和男

    (3票 春畑、宮川、米山)

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