// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第22回:記録

日程:2005年12月20日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、東川和子、松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子
    (以上11名、各4句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第23回は、1月17日(火)午後。会場は参加希望者に別途ご案内します。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0511.html でご覧いただけます。

題詠「走」

  1. 走りだすムンクの叫び 本物だ/すぎもりたかこ

    ( / )

  2. リポーター走るバナナが逃げている/丸山進

    (7票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、東川)

  3. 猛烈に走るしかない逆光だ/宮川尚子

    (3票 柴田、二村、春畑)

  4. ごきぶりが走る だから私も走ってる/柴田和男

    ( / )

  5. まだどこかで孤独だろうか長距離走者は/米山貴美子

    (1票 松田)

  6. 走ってるのについ鳩を出してしまう/荻原裕幸

    (8票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、東川、松田、宮川、米山)

  7. 走りだす円周率の数の列/松田宏二

    (1票 宮川)

  8. 涙腺は緩み放題走ろうか/東川和子

    (2票 丸山、米山)

  9. 走ったりおしゃべりしたりする川と/なかはられいこ

    (6票 荻原、すぎもり、春畑、松田、丸山、米山)

  10. 走る犬見ていた冬を踏みながら/春畑茜

    (7票 荻原、すぎもり、なかはら、二村、東川、丸山、宮川)

  11. 人参はきっと走ったことがある/二村鉄子

    (9票 荻原、柴田、なかはら、春畑、東川、松田、丸山、宮川、米山)

雑詠

  1. このボタン押さずに傘を開いてよ/二村鉄子

    (3票 荻原、春畑、東川)

  2. ひとしきり饒舌になるカレンダー/宮川尚子

    (4票 荻原、春畑、松田、米山)

  3. 極月の一糸まとわぬ声あがる/松田宏二

    (6票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、丸山、宮川)

  4. 「さよなら」はサンキューハザード点ける軽さで/米山貴美子

    (2票 二村、松田)

  5. 鍵も手紙も夕陽も庭に埋めてある/荻原裕幸

    (3票 柴田、なかはら、丸山)

  6. 税税と息が苦しくなってくる/柴田和男

    (3票 春畑、東川、米山)

  7. 火事を見てダイエーに寄って戻ります/丸山進

    (6票 荻原、すぎもり、なかはら、二村、松田、宮川)

  8. やわらかいほうから冬を読みました/春畑茜

    (8票 荻原、柴田、すぎもり、なかはら、東川、松田、丸山、宮川)

  9. イブの夜に赤と緑がけんかする/すぎもりたかこ

    (2票 東川、米山)

  10. 火曜日の手首やさしい泥の中/なかはられいこ

    (6票 柴田、すぎもり、二村、丸山、宮川、米山)

  11. 寒いのは承知オリオン見ている/東川和子

    (1票 春畑)

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