// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第21回:記録

日程:2005年11月15日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、東川和子、松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子
    (以上11名、各4句選)

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第22回は、12月20日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0510.html でご覧いただけます。

題詠「霜」

  1. 声が好きだったと気づく霜の朝/二村鉄子

    (6票 荻原、なかはら、東川、丸山、宮川、米山)

  2. 霜になる途中の声で電話くる/なかはられいこ

    (9票 荻原、柴田、すぎもり、春畑、東川、松田、丸山、宮川、米山)

  3. 根性がすこし足りない霜柱/春畑茜

    ( / )

  4. 謝罪する前に手足に霜つける/丸山進

    (7票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、東川、松田、米山)

  5. 霜柱見たこともない白い花/すぎもりたかこ

    ( / )

  6. 真っ青な夜の迷子の霜柱/松田宏二

    (2票 すぎもり、二村)

  7. 霜月の健康器具にぶら下がる/東川和子

    (6票 すぎもり、なかはら、二村、春畑、丸山、宮川)

  8. 仕事した霜柱から笑い出す/柴田和男

    (4票 荻原、春畑、松田、米山)

  9. 知らぬ間に霜が無口になっている/荻原裕幸

    (5票 柴田、なかはら、春畑、丸山、宮川)

  10. 真夜中を過ぎてひそひそ霜の声/宮川尚子

    ( / )

  11. 冷凍庫(フリーザー)の霜の記憶を聞いている/米山貴美子

    (5票 荻原、柴田、二村、東川、松田)

雑詠

  1. 町内の結婚祝い五千円/東川和子

    ( / )

  2. あきらめているテーブルのむこうがわ/宮川尚子

    (5票 荻原、すぎもり、なかはら、二村、米山)

  3. サイコロを入れる余裕のないこころ/米山貴美子

    (3票 柴田、すぎもり、松田)

  4. ロスタイム秋の七草入替える/丸山進

    (2票 二村、宮川)

  5. 水っぽい嘘ついたでしょ もやしの日/すぎもりたかこ

    (5票 荻原、柴田、松田、丸山、宮川)

  6. 木登りの二百米自由形/二村鉄子

    (4票 春畑、東川、丸山、米山)

  7. 夕焼けをふたつに分けて持ち帰る/荻原裕幸

    (9票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑、東川、丸山、宮川、松田)

  8. 温泉のような顔して座ってる/松田宏二

    (6票 荻原、なかはら、春畑、東川、宮川、米山)

  9. おじさんのギャグで始まる多数決/柴田和男

    (4票 荻原、東川、松田、米山)

  10. 息を吸う息を吐くすすきこぼれる/なかはられいこ

    (2票 二村、春畑)

  11. 手にひとつ蜜柑があった遠い夜/春畑茜

    (4票 すぎもり、柴田、なかはら、丸山)

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