// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第16回:記録

日程:2005年6月21日(火)午後
会場:名古屋YWCA会議室
出詠者:荻原裕幸、佐藤蕗子、柴田和男すぎもりたかこなかはられいこ
    東川和子、松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子、渡辺葉
    (以上11名、出席10名、各3句選、選句参加=二村鉄子、春畑茜

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第17回は、7月12日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0505.html でご覧いただけます。

題詠「東」

  1. 東雲に天翔ける夢頓挫する/佐藤蕗子

    ( / )

  2. バナナめいた町だろうか東京は/宮川尚子

    (6票 佐藤、柴田、東川、松田、丸山、米山)

  3. 東から息子とカノジョやってくる/東川和子

    (1票 佐藤)

  4. 東から見るとぺこちゃんの舌ですね/丸山進

    (5票 柴田、すぎもり、春畑、東川、渡辺)

  5. アンテナの見る東京を見るわたし/すぎもりたかこ

    (5票 荻原、二村、宮川、米山、渡辺)

  6. この街の東の角は有頂天/柴田和男

    (4票 すぎもり、なかはら、二村、宮川)

  7. 血の色の東京タワー 抱きしめる/米山貴美子

    ( / )

  8. 父より北に母より東に住んでいる/荻原裕幸

    (5票 なかはら、二村、東川、松田、渡辺)

  9. 東より写真となって父帰る/松田宏二

    (4票 佐藤、なかはら、丸山、米山)

  10. 火よう日は東の空に沈むのです/渡辺葉

    (2票 荻原、春畑)

  11. 東から西へ記憶が通過する/なかはられいこ

    (7票 荻原、柴田、すぎもり、春畑、松田、丸山、宮川)

雑詠

  1. 忙しい妻から借りた60秒/柴田和男

    (6票 佐藤、すぎもり、二村、春畑、東川、松田)

  2. リビングの奥ぬかるんだ青がある/荻原裕幸

    (4票 なかはら、松田、宮川、米山)

  3. お焼香はペンギンの後に願います/丸山進

    (5票 佐藤、柴田、二村、東川、渡辺)

  4. 神様にかけた保険が切れていた/松田宏二

    (6票 柴田、すぎもり、二村、春畑、米山、渡辺)

  5. アイロンが(わたしはだぁれ)冷めゆくじかん/渡辺葉

    (3票 なかはら、松田、宮川)

  6. 微笑んで愛を水増しした金魚/佐藤蕗子

    ( / )

  7. 濯ぎかたすこしたりない空ですね/なかはられいこ

    (5票 荻原、春畑、丸山、宮川、渡辺)

  8. はつなつの葉っぱひとひら光る嘘/米山貴美子

    (1票 荻原)

  9. 雨粒に選ばれている影の跡/すぎもりたかこ

    (3票 荻原、丸山、米山)

  10. 蹴飛ばしてやるゆっくり動くように/東川和子

    (2票 佐藤、なかはら)

  11. 慢性のものたちと濡れるぬるい雨/宮川尚子

    (4票 柴田、すぎもり、東川、丸山)

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