// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第14回:記録

日程:2005年4月19日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:桜里刀子、荻原裕幸、佐藤蕗子、柴田和男、すぎもりたかこ、
    なかはられいこ、二村鉄子、春畑茜、東川和子、松田宏二、
    丸山進、宮川尚子、米山貴美子、渡辺葉
    (以上14名、各4句選、選句参加=魚柳志野

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第15回は、5月17日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0503.html でご覧いただけます。

題詠「桜」

  1. 桜貝握ったままの待合所/渡辺葉

    (2票 桜里、丸山)

  2. 囀りの散らす桜の偏頭痛/松田宏二

    (4票 魚柳、桜里、すぎもり、丸山)

  3. 桜/そら/桜 それから空ばかり/春畑茜

    (9票 魚柳、桜里、荻原、柴田、なかはら、二村、宮川、米山、渡辺)

  4. 桜舞う さくら色とは限らない/桜里刀子

    (2票 すぎもり、松田)

  5. 桜散るベンチに座っていたかった/なかはられいこ

    (1票 二村)

  6. 満開の桜の下は非常口/柴田和男

    (6票 荻原、すぎもり、なかはら、東川、松田、渡辺)

  7. 山越える遠目に切ってきた桜/佐藤蕗子

    ( / )

  8. 寝過ごした桜あわてて蝶になる/丸山進

    (6票 魚柳、荻原、春畑、松田、宮川、渡辺)

  9. 山姥の爪に桜をかざる頃/米山貴美子

    (2票 東川、宮川)

  10. くもりのち桜ふる日のずる休み/宮川尚子

    (8票 桜里、荻原、柴田、二村、春畑、東川、丸山、米山)

  11. 桜ではなくなりながら降りしきる/荻原裕幸

    (8票 魚柳、すぎもり、なかはら、二村、丸山、宮川、米山、渡辺)

  12. 桜散るとき引き寄せる太柱/二村鉄子

    (3票 なかはら、松田、米山)

  13. 桜散るカロリーオフの身軽さで/すぎもりたかこ

    (3票 柴田、春畑、東川)

  14. 葉桜になりこれからがお楽しみ/東川和子

    (2票 柴田、春畑)

雑詠

  1. 原点にキリンがいるから生きている/柴田和男

    (3票 魚柳、東川、松田)

  2. 世話ばかり焼くので母を折りたたむ/荻原裕幸

    (9票 魚柳、桜里、柴田、すぎもり、なかはら、丸山、宮川、米山、渡辺)

  3. おにぎりとマンモスの毛を交換す/丸山進

    (1票 東川)

  4. 消えてゆく、順に「さくら」とささやいて/なかはられいこ

    (5票 荻原、二村、東川、丸山、渡辺)

  5. いついつもいつもっていつさくら色/二村鉄子

    (3票 魚柳、荻原、松田)

  6. 真実を低く歌っていんこです/佐藤蕗子

    (3票 桜里、すぎもり、米山)

  7. 泣き玉が転げ出そうな日暮れ はい/宮川尚子

    (2票 松田、米山)

  8. 恋ひとつ終わらせ春の少女ゆく/米山貴美子

    ( / )

  9. 豆ごはん誰が誰やら丸い顔/すぎもりたかこ

    (4票 二村、春畑、東川、宮川)

  10. 雨上がり 生きるっていいな 靴を脱ぐ/桜里刀子

    ( / )

  11. 曇りのちときどき雲雀、れんげそう/春畑茜

    (6票 荻原、なかはら、二村、丸山、宮川、渡辺)

  12. 万緑のパセリを挟む金の箸/松田宏二

    (5票 柴田、すぎもり、なかはら、二村、春畑)

  13. るす電はもう鳥じゃない息子から/渡辺葉

    (10票 魚柳、桜里、荻原、柴田、すぎもり、なかはら、春畑、松田、丸山、宮川)

  14. 自由席ひとり遊びに慣れてくる/東川和子

    (5票 桜里、柴田、春畑、米山、渡辺)

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