// 火曜日にはねじをまく //

ねじまき句会
第13回:記録

日程:2005年3月8日(火)午後
会場:愛知県産業貿易館本館会議室
出詠者:荻原裕幸、佐藤蕗子、柴田和男、すぎもりたかこ、なかはられいこ、二村鉄子、
    春畑茜、松田宏二、丸山進、宮川尚子、米山貴美子、渡辺葉
    (以上12名、各4句選、選句参加=魚柳志野

・ねじまき句会は、毎月一回、名古屋で開催される川柳の句会です。
・事前に提出した詠草を当日無記名で選句して作品批評をおこないます。
・第14回は、4月19日(火)午後。会場は、愛知県産業貿易館本館会議室(→地図)。
・参加希望の方は、nakahara@r.email.ne.jp(なかはられいこ)宛メールでご連絡下さい。
・参加資格はありません。参加にあたり川柳をはじめて書くということでも構いません。
・参加費用(会場費&お茶代&お菓子代)は一人1000円です。
・前回の記録は http://www.sweetswan.com/nejimaki/0502.html でご覧いただけます。

題詠「森」

  1. 桃色のうさぎは微熱の森に住む/宮川尚子

    (5票 佐藤、柴田、すぎもり、松田、丸山)

  2. すこしずつ森ふくらんで五月です/春畑茜

    (5票 荻原、なかはら、二村、米山、渡辺)

  3. ふりむくと影絵の森の鳥になる/すぎもりたかこ

    (5票 柴田、なかはら、春畑、丸山、渡辺)

  4. 三月の森人の名を懐妊す/松田宏二

    (4票 魚柳、佐藤、丸山、渡辺)

  5. 森を見て真っ白になったシロクマ/丸山進

    (2票 柴田、春畑)

  6. 森を行く蒼きヘンゼルグレーテル/米山貴美子

    ( / )

  7. 右の目はすでにその森潰してる/柴田和男

    (3票 荻原、すぎもり、松田)

  8. 非常口の緑の人と森へゆく/なかはられいこ

    (5票 荻原、二村、宮川、米山、渡辺)

  9. 体内で増殖してる赤い森/渡辺葉

    (9票 魚柳、荻原、佐藤、柴田、すぎもり、なかはら、春畑、松田、宮川)

  10. 森を描き森の手前でひきかえす/荻原裕幸

    (6票 魚柳、なかはら、二村、丸山、宮川、米山)

  11. 拳万を解いて探す森の謎/佐藤蕗子

    (2票 二村、松田)

  12. 閉じ込めて森閉じ込めてしゃぼん玉/二村鉄子

    (6票 魚柳、佐藤、すぎもり、春畑、宮川、米山)

雑詠

  1. 春一番神様おなら吹き鳴らす/松田宏二

    (2票 二村、丸山)

  2. 立ち漕ぎをしても春には追い抜かれ/丸山進

    (6票 荻原、柴田、すぎもり、宮川、米山、渡辺)

  3. さっきまでたしかに翼だった傘/荻原裕幸

    (11票 魚柳、佐藤、柴田、すぎもり、なかはら、春畑、松田、丸山、宮川、米山、渡辺)

  4. 森閑と桜通線地下通路/米山貴美子

    (3票 魚柳、春畑、渡辺)

  5. 誤解そのまま特辛のカレー食う/佐藤蕗子

    ( / )

  6. 発熱の母屋を母がかけめぐる/宮川尚子

    (5票 魚柳、荻原、なかはら、二村、松田)

  7. 赤ワイン 私の記憶澱になる/渡辺葉

    (1票 柴田)

  8. 忘れ物いちご畑に取りに来て/すぎもりたかこ

    (2票 佐藤、なかはら)

  9. 母ふたりふわふわ笑う春日傘/二村鉄子

    (5票 荻原、なかはら、春畑、松田、米山)

  10. ふっくらと白い時間に猫といる/春畑茜

    (4票 柴田、すぎもり、丸山、宮川)

  11. 一言が回り舞台になっていた/柴田和男

    (4票 佐藤、すぎもり、二村、松田)

  12. (じきに思い出となる)いぬのあしさする/なかはられいこ

    (9票 魚柳、荻原、佐藤、二村、春畑、丸山、宮川、米山、渡辺)

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